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近所を自転車でポタリングするのがすきな親父が 日々独り言を記しています

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クライマーズ・ハイ その2

昨日からの続きです。今日は短めにします(^^;)
実は読了後松山の衣山で映画を観ました
はっきり言って数倍原作の方が面白い
映画もそれなりにおもしろかったですが・・・・
映画と原作はかなり違っていたように思います
まず悠木の奥さんも娘の由香さんも出てこない

これははずせないだろうと思っていたものが
映画では削除されてました。それは
「悠木の部下である望月の死と、その親族である望月彩子の言葉、
そして読者投稿欄に載せた「命の重さ」という投稿・・・」
です。それから原作には無い「神沢の死」これは残念でした
何故なら佐山と共に、墜落現場の地獄図を体験し、
精神も冒ししてしまう神沢だが悠木とのかかわりで、
立ち直り、佐山と共に悠木を助ける重要登場人物の一人であったからです

さて昨日も書きましたが
終盤で悠木のもとにある女性が「報道の差を見ると大きい命、
小さい命がある」というようなことを主張する。命の重さ、
事件の大小によるマスコミの扱いの違いを鋭く突いている
メディアが選別し、重い軽いを決めつけ、価値観を押しつけた人間の命・・・
しかしメディア&報道にそんな価値はないと思っている

そのある女性というのは悠木の言葉によって、自殺とも取れる死を遂げた
望月亮という記者の従妹望月彩子です。

「人の命って、大きい命と小さい命があるんですよね。
 重い命と、軽い命。
 大切な命と、そうでない命。
 日航機事故で亡くなった方たちは、
 マスコミの人たちにとって、大切な命になるんですよね。」
と迫るのです

どうして映画ではこの部分を削除したのかわかりません
残されたものにとって、軽い命などない

オイラ的にはたんに話題提供みたいな、
民衆が見たいものを見せているだけの本質などなにもなく
問題の根本に迫る気迫もなくただ振り回してるだけに見える

映画では県警キャップの佐山達哉を演じた堺雅人が良かった(^^)v
オイラの中で理想の男性です^^
映画でも原作でも印象的だったのが
地元新聞が欲しくて訪れた遺族のシーンです
事故の遺族が北関に立ち寄り、新聞を手にする。新聞を受け取った時に
言葉にならない言葉で、「ありがとうございます」と言って息子の手を引いた
母親の気持ち。
おそらく悠木はこの親子を見て地元紙だから載せられる「詳報」にこだわるべき
だと考えたのかも知れません

ラストで悠木は北関のバッジとペンを置くが
佐山が言う「どこへ行ったって、俺たちの日航デスクは悠さんですから」

今年も8月12日がやってきます
御巣鷹山に眠る520名の方の冥福を心からお祈り申し上げます。

kinuyama686.jpg
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